2024年「RING PARK」

レポート

RING PARKについて
領域を超えて活躍するYOSHIROTTENによるパブリックアートのシリーズ作品「RING PARK」、年間を通して季節の変化と共にSeason1-3の3つの作品群として展開しています。シリーズを通したコンセプトは、大手町の「O」をモチーフにした「RING PARK Graphic」です。
4つの「O」の重なり合いは、大手町に集まる人々が出会い、交差し繋がる様子、そして変わりゆく季節などを表しています。
YOSHIROTTEN プロフィール
ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の領域を往来するアーティスト。23 年にアートプロジェクト「SUN」を発表し、幕張新都心の陸・海・空で展開された大規模な市街展示を含むいくつかの機会でインスタレーション作品を展開しました。24 年10 月に鹿児島霧島アートの森で自身初となる美術館での展覧会を開催。

Season1
“休息の庭”Laid Back Garden

憩いと交流の場所となるアートインスタレーション。
座ったり、喋ったり、寝そべったり自由に触り過ごすことのできる体験型の作品と、そこに集い交流する人々の景色を切り取るフレームにもなるモニュメント作品。
訪れる方が、各々の時間を作品とともに楽しまれていた様子でした。

Otemachi One Gardenの玄関口であるゲートウェイプラザに「RING PARK Graphic」を4つの輪で表現した立体作品を展示しました。

“休息の庭”Laid Back Gardenの色彩をモチーフにした映像作品も館内の大型デジタルサイネージで展開しました。

写真: 高木康行

実際の作品を動画でもご覧いただけます。

RING PARK season1ビジュアルデザイン。

Season2
“光色の窓”Prism Window

光を纏った35m×9mの巨大グラフィック作品。
巨大な窓ガラスを透明なキャンバスのように活用し、また、RING PARK Graphic を用いたベンチも作品の一部として配置され、この場所でしか表現できない作品となりました。
訪れた方は、差し込む太陽光により刻々と変化するグラフィックの色彩や、窓越しに映し込まれる水景、緑地、オフィスビルの借景などを楽しまれていた様子でした。

「RING PARK Graphic」を直接体感できる作品を展示しました。実際に座ることができるアート作品としてお楽しみいただきました。

“光色の窓”Prism Windowの色彩をモチーフにした映像作品も館内の大型デジタルサイネージで展開しました。

写真: 高木康行

実際の作品を動画でもご覧いただけます。

RING PARK season2ビジュアルザイン。

Season3
”彩雲の柱”PILLARS OF THE IRIS

パブリックアートのシリーズ最終作品「彩雲の柱/Pillars of the Iris」と、シリーズを通して用いられた「RING PARK Graphic」を再構成した作品。
音楽制作パートナーである電子音楽家TAKAKAHNオリジナルのアンビエントミュージックがGarden全体を包み込み幻想的な空間でアート作品が楽しめるイベントになりました。

「RING PARK Graphic」をリング状のネオン管で構成した作品を展示しました。光が反射することで、壁や床に美しい光の模様が広がり、幻想的な空間になりました。

光の屈折により雲が緑や赤など多色のまだらな模様に見える自然現象「彩雲」をイメージした作品を展示しました。光の角度や強さによって変化する色彩が、訪れるたびに新たな発見をもたらしました。

写真 Kazuki Miyamae

実際の作品を動画でもご覧いただけます。

RING PARK season3ビジュアルデザイン。

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